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ACLの価値を高めた石井監督の電撃解任 [コラム]

鹿島の石井監督の電撃解任。それはそれは驚きましたよ。なんと言っても昨年の優勝監督。今シーズンも混戦状態の中での7位ですから、十分に優勝を狙える位置。この成績で解任されていたら、監督なんていなくなってしまうほどの思いっきりぶり。

しかしこれまでの解任劇と一線を画すのは、ACLでの敗退を受けてということ。恐らくACLの結果で解任されるケースは初。鹿島側のアナウンスでは「総合的な判断」とありますが、広州恒大戦敗北の翌日ということもあり、この結果が解任に繋がったのは間違いないでしょう。解任の是非は別として、鹿島が本気でACLを取りに行った証拠でもあります。

今まではどうにも「本気度」が感じられなかったJクラブのACLへの姿勢。注目度は低く、過密日程に半ば罰ゲームのようにも感じられるこの大会。それでも世界へと繋がる唯一の道ですが、2008年以降日本のクラブは決勝の舞台にすら上がれていません。

しかし「今年は少し違うぞ」と感じさせるACLへの対応。浦和や鹿島の積極補強はもちろんACLへの対策でしょうし、リーグ戦でのターンオーバーもACLを見据えてのもの。Jリーグ側からも、日程や待遇などでも優遇されるようになりました。

なぜ今年のACLへの意気込みが変ったか。それはもちろん昨年のCWCでの鹿島の活躍があったからこそ。ヨーロッパ王者レアル・マドリードをあと一歩まで追い詰めたあの激闘は、日本のみならず世界中でもニュースになったほど。「鹿島のようになりたい」と日本のクラブだけでなく、アジアのクラブも刺激を受けたことでしょう。

CWCへの唯一の道がACL。そのACLの価値を高めたのが他でもない石井監督。世界で活躍する選手は増えましたが、世界で活躍した日本人監督はごくわずか。CWCでの功績で、石井監督の格付けは一気にランクアップしました。

ほどんどが国内で指揮をとる日本人監督にとって、タイトルの重要度は「CWC」>「ACL」>「Jリーグ」となるでしょう。しかしACLの価値が上がったために、その石井監督自身が解任されてしまうとはなんとも皮肉な話。

しかしひょんなことから、世界と戦った数少ない日本人監督がフリーになりました。CWCの直後には「日本代表と鹿島はどっちが強い?」なんて話題が出るほどサッカーの質も良し。他のJクラブも放っておかないでしょうが、一躍東京オリンピックの監督候補にも? そんなことになったら、一番損をするのが鹿島なのかもしれませんが。

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「する場所」から「見る場所」へ。スタジアム・アリーナ改革 [コラム]

日本のスタジアムの多くは、スポーツを「見る場所」ではなく「する場所」。かねてからそういう感想を抱いていました。これから作る新国立競技場の基本方針も「アスリートファースト」。この根本的な発想が「観戦者ファースト」へと変わらない限り、「するためのスタジアム」は増えていく一方でしょう。

そんな中、スポーツ庁からスタジアムに関する画期的な指針がリリースされました。それが「スタジアム・アリーナ改革指針」。内容を要約すると、スタジアムやアリーナを、「する場所」から「見る場所」に変えていきましょうと言うこと。

スタジアムの多くは自治体所有のもの。それだけに、国がこのようなビジョンを打ち出したことは非常に画期的。当たり前のことなのですが、当たり前でなかったのが今までの観戦環境なのです。

スポーツ観戦文化という点では、日本はまだまだ後進国のように僕の目には見えます。それを映し出す鏡がスタジアム。東京オリンピック開催で一番期待されるのは、スポーツを「見る文化」の発展なのかもしれません。


歴史も人気もナンバーワンの野球。しかしスタジアムはマイナー級?

野球観戦で気づくことは、視界を遮る障害物の多さ。見やすさより安全を優先されているため、ネットやフェンス越しに試合を見るはめに。座席間が狭いところも多く、窮屈な思いをすることもしばしば。

そんな環境でもプロ野球の動員力は世界的にもトップクラス。しかしその野球人気に甘え、スポーツ界に長年ライバルがいなかったことも、スタジアム環境が変わらなかった要因なのかもしれません。

その中で、広島のマツダスタジアムの登場は、大きな転機となりました。スタジアム自体が観客を呼び、チームを強くすることを証明した野球場。

広島に続けと、楽天、横浜なども「ボールパーク」へと変革の途中。日本ハムも新球場の建設が決まり、より良いスタジムへの意識も高まって来ているようです。テレビで野球を見る時代は終わり、ますますスタジムの重要性が増していく野球界なのです。

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やはり野球は空の下で見たい。野球の国ならこれくらいのスケールのスタジアムがあっても良いのでは?

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ネットやフェンスは必要最低限。天然芝も美しいメジャーリーグのスタジアム。


意外と多いサッカー専用スタジアム。新スタジアム構想も続々。

Jリーグで使用するサッカー専用スタジアムは11。ラグビーとの球技専用を含めると30になり、J1クラブ18チーム中12チームが、専用スタジアムを使用していることになります。

トラック付きの陸上競技場とは、見やすさ、臨場感の差は歴然。豊田スタジアムや吹田スタジアムからの眺めは「壮観」の一言です。初めてサッカー観戦する方には、ぜひとも専用スタジアムでの観戦をオススメします。

もちろん課題も多い日本のサッカースタジアム。屋根の重要性は雨天中止になる野球との大きな違い。俯瞰で見るサッカーに対し、高さや傾斜が足りないところもままあります。

しかし最大の問題点はやはりアクセス。せっかく見やすいスタジアムでも、不便さゆえに客足が遠のくのではもったいない。プロ野球スタジアムとの一番の差とも言えるでしょう。

広島、京都、鹿児島などなど、新スタジアム構想も続々。これから作られるスタジアムには、後発の強みを生かし、アクセスの良い「見るためのスタジアム」が出来ることを期待してやみません。

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チャンピオンズリーグ決勝が行われるのは4つ星以上のスタジアム。日本のスタジアムが格付けされたなら?

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レアル・マドリードのホームスタジアム。8万人収容の巨大スタジアムが駅から1分。


もっとも遅れを取るのがアリーナ。そのほとんどはただの体育館。

有明アリーナ建設に伴なうすったもんだ。高額な建設費用に多くの反対意見が寄せられたようですが、日本に誇れるようなスポーツアリーナが無いことも知ってもらいたい事実。

BリーグやVリーグが行われる会場すら、そのほとんどは普通の市民体育館。音響設備や大型ビジョンが無いところも多く、「スポーツをする」ためだけの施設がほとんど。チャレンジシステム導入も、それを映し出す画面が無いのが現状なのです。

世界の屋内スポーツを見ていて、一番差を感じるのがアリーナのレベル。パイプ椅子を並べるアリーナ席を見ると、茶色い芝でサッカーをしていた日本リーグを思い出すくらい、時代遅れを感じてしまうのです。

有明アリーナ建設費があれだけ高額になるのは確かに疑問アリ。ただ屋内スポーツの発展には、観戦用のスポーツアリーナは必要不可欠。建設反対を訴えていた人達も、日本と世界との差を知れば、少しは考えが変るかも知れませんよ。

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デトロイト・ピストンズのホームアリーナ。外観からして日本の体育館とは大きな違い。

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エンターテインメントとして、映像や演出面でも「見せる」ための設備が揃っています。
(画像はwikipediaより)

スポーツ庁 スタジアム・アリーナ改革指針
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/008_index/toushin/1379557.htm

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2016年名勝負 ベスト5 [コラム]

2016年は名勝負豊作の一年。上半期はどうしても印象が薄れがちですが、正月のライスボールから始まり、ラグビーLIXILCUP決勝、サッカーオリンピック予選では韓国に0ー2からの逆転優勝など。

現地観戦で印象深いのが、長野パルセイロLがINAC神戸相手に勝利した試合。サポーターの声援が勝利へ導いたとも言える試合でした。

これらの試合に共通しているのが、絶体絶命からの逆転劇。まさにスポーツ最大の醍醐味と言えるのですが、それが大爆発したのがリオ・オリンピック。メダルに届かなかった競技でも、素晴らしい名勝負の連続でした。

4年後にはいよいよこの熱戦が東京にやって来ます。東京オリンピックの最大のメリットと言えば「現地で見られる」こと。テレビで見るのであれば東京でなくてもよいわけで。この機会にスポーツ観戦に興味を持ってくれる人が、一人でも増えてくれることを期待しています。

2016年のスポーツ現地観戦は85回。
内訳は以下の通りでした。

サッカー 51回
フットサル 7回
バレーボール 6回
野球 5回
バスケットボール 5回
ラグビー 2回
アメフト 2回
アイスホッケー 2回
ソフトボール 1回
バドミントン 1回
ボクシング 1回
格闘技 1回
水球 1回

チケット代 合計17万3742円


2017年最大の目玉はWBC。大谷選手の活躍、そして日本ラストシーズンになるかも注目。サッカーはJリーグが1ステージ制に戻り、日本代表のアジア最終予選も佳境へ。年末には東アジアカップも日本開催予定です。新スタジアムも北九州に完成。スケジュールが合えば行ってみたいですが、ギラヴァンツは来シーズンJ3ですね。

それでは2016年の名勝負ベスト5です。


第5位(バスケットボール)
大会:Bリーグ 開幕戦
結果:アルバルク東京 80-75 琉球ゴールデンキングス

日本に3つ目のプロリーグが誕生した記念すべき開幕戦。試合内容も十分でしたが、それ以上に華やかなオープニングセレモニーが印象的でした。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 6.5
名勝負度 7
満足度 7
歴史的度 10



第4位(サッカー)
大会:AFCチャンピオンズリーグ2016
結果:浦和レッズ 1-0 広州恒大

ペトロヴィッチ監督いわく10年に一度の好ゲーム。予算規模500億円の広州恒大を圧倒し、溜飲を下げてくれました。現地観戦ではナンバーワン。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7.5
一体感度 8



第3位(陸上)
大会:リオ・オリンピック2016 男子400mリレー決勝
結果:日本銀メダル

9秒台の選手がいなくてもアメリカに勝つことが出来る。まさに「技術の日本」が掴んだ歴史的な銀メダル。

試合採点
ハッスル度 8
見応え度 7
名勝負度 6
満足度 8
技術の日本度 10



第2位(バドミントン)
大会:リオ・オリンピック2016 バドミントン女子ダブルス決勝
結果:高橋・松友  2-1 ペデルセン・リターユヒル

逆点劇の多かった2016年の中でも一番のミラクル。絶体絶命からの5連続ポイントで、バドミントン界初の金メダルをもたらしました。

試合採点
ハッスル度 9
見応え度 8
名勝負度 8
満足度 10
手に汗握る度 10



第1位(サッカー)
大会:FIFAクラブワールドカップジャパン 2016 決勝
結果:レアル・マドリード 4-2 鹿島アントラーズ

世界最高クラブ相手に真っ向勝負を挑んだ胸打つ一戦。スポーツが「結果が全て」では無いことも証明してくれた試合でした。

試合採点
ハッスル度 9
見応え度 10
名勝負度 7
満足度 9
夢を見れた度 10

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リオ五輪名勝負 ベスト5 [コラム]

メダル獲得数41。過去最高の数字を残し、国別メダルランキングでもなんと6位。選手達の4年間の努力が実を結んだ形となりましたが、そのメダル数以上に素晴らしかったのが、心に残るような名勝負を数多く見せてくれたことです。

32年ぶりの出場ながら、世界ランク上位のギリシャをあと一歩まで追い詰めた水球男子。ブラジル、フランスという格上相手に勝利し、素晴らしい戦いぶりだったバスケット女子。初戦でなんとニュージーランドを倒し、ベスト4まで駆け上がったラグビー男子。メダルには届かなかった競技でも、心に響くまさに「あっぱれ」な戦いぶりの数々を見せてくれました。

「実力はあるのに本番で力を出しきれない」。そんなひ弱なイメージのあった日本選手はもういません。陸上400mリレーに代表されるように、最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるメンタル力。逆転勝利が多かったことも、日本選手達のたくましさを感じることができた大会でした。

さすがに日本の真裏ということで、テレビ観戦もハードスケジュールでしたが、満足度10だったリオ五輪。この後のパラリンピックでも、引き続き熱い日々を満喫できそうです。

さて、いよいよ4年後は東京大会。選手達の実力が間違いないことは証明されました。問われるのは観戦する我々のほうでしょう。今回の大会では、バドミントンやホッケーなど、空席の目立つ試合も見受けられました。自国の選手の出ていない客席を埋めるか否かで、その国のスポーツ文化の物差しにもなります。選手達に「満員」という最高の舞台を用意することこそ、日本のできる「おもてなし」ではないでしょうか。

それではリオ五輪名勝負ベスト5です。


第5位(サッカー男子)
ブラジル vs ドイツ
内容的には固い試合でしたが、ネイマール選手が決めてブラジルが優勝したことが全て。素晴らしかったリオ五輪を、ハッピーエンドで締めてくれました。


第4位(レスリング女子)
逆転の3連勝
登坂、伊調、土性、3選手の逆転トリプルゴールド。特に登坂選手の逆転劇は、後続の選手や他の競技の選手達にも勇気を与えてくれました。


第3位(卓球女子)
女子団体3位決定戦
日本卓球界を牽引してきた福原、石川両選手と、これから日本を引っ張っていくであろう伊藤選手の活躍。現在と未来に明るい堂々の銅メダル獲得。


第2位(陸上男子)
男子400mリレー決勝
北京五輪での銅メダルは多少運も味方につけましたが、今回は正真正銘実力で勝ち取った銀メダル。陸上でアメリカに勝利する日がやってこようとは・・・


第1位(バドミントン女子)
女子ダブルス決勝
最高の舞台での手に汗握る名勝負。絶体絶命からの5連続ポイントは、タカ・マツペアの真骨頂。デンマークペアも全てを出しきった素晴らしい相手でした。

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「冬の時代」にするのは選手ではない [コラム]

なでしこジャパンのリオオリンピックへの道が断たれました。つい1年前にはワールドカップのファイナリストとなったチームのまさかの敗退に、世間でも驚きを持って伝えられているようです。

しかしアジア予選は厳しい戦いです。日本を含め、FIFAランク20位以内に5カ国が入り、カナダワールドカップでも4カ国がベスト16以上と、男子でいうヨーロッパや南米予選並みの難易度。いつかは負けることがあっても不思議ではないと思っていましたが、世間一般ではそう思ってもらえない難しさもあります。

それでも2011年以降の好成績を支えていた、主力選手達のパフォーマンス低下は感じるようになってしまいました。今大会も相手に負けたというよりも、自滅したと言っても過言ではないでしょう。カナダワールドカップでもその兆候は表れていましたが、佐々木監督のチームマネジメントで、何とか決勝まで辿り着けたという印象でした。

そのワールドカップで活躍した、宇津木選手を怪我で欠いたことや、海堀選手の引退も大きく響きました。特にゴールキーパーの新たな発掘は、今後の最重要課題となりそうです。

どんな名選手や名チームでも、必ず衰える時はやってきます。これまで輝かしい成績を残してきたチームゆえ、常に結果を求められるようになったことも、世代交代が遅れた原因の一つかもしれません。それでも今大会の岩渕選手や横山選手の活躍を見ると、無理をしてでも若手に経験させていく必要性も痛感しました。

これまで何度も歓喜や感動を与えてくれた伝説のチームの終焉。まさに一時代が終わってしまう寂しさを実感していますが、「なでしこジャパン」がこれで終わるわけではありません。幸い下の世代も優秀な選手は多く、11月に行われるU-20ワールドカップでは、優勝も期待されるほどの黄金世代。若い世代の選手達には、今まで以上に期待して見守りたいところです。

さて、巷ではこの敗戦で女子サッカー界は再び「冬の時代」になってしまうのではとささやかれているようです。1999年にはシドニーオリンピックの出場権を逃して、国内の関心が低下した過去がありました。

しかし、オリンピックが唯一のテレビ中継の場だった当時とでは、状況も認知度も比較になりません。女子ワールドカップのステータスも上がり、東京オリンピックも控えるなど、多少の落ち込みはあるでしょうが、個人的にはそれほどの心配はしていません。

そもそも「冬の時代」にしてしまうのは、選手ではなく「見る側」の問題。今まで通り「勝てば見る」「負ければ去る」を繰り返して行くのでしょうか。勝敗が背中合わせなのがスポーツ観戦の醍醐味。負けた時の悔しさが大きいほど、勝利の喜びもひとしおなのです。「結果が全て」なのは選手。見る側はとことん「内容」に目を凝らすべきではないでしょうか。

やはり選手達は、背負っている物が大きすぎます。女子サッカーのみならず、負ければ「去られてしまう」という恐怖と戦うアマチュアスポーツの選手達。その恐怖心を取り除けるのは、勝敗に関係なく関心を持ち続ける「スポーツ観戦文化」だと信じています。選手達が競技にだけ集中できるように、一人でも多くの人が、日頃からスタジムへ足を運んで欲しいですね。

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2015年名勝負 ベスト5 [コラム]

2015年のスポーツ界は、多くの世界大会が開催された一年でした。女子サッカーでは、なでしこジャパンが銀メダル獲得。バレーボールや世界野球ではまさかの敗戦もあり、クラブワールドカップは3年ぶりの日本開催で、バルセロナの来日も記憶に新しい所。しかし今年の主役はもちろんラグビーですね。世界の強豪を相手に3勝という素晴らしい結果以上に、ラグビーの面白さを存分に示してくれたことこそ、最大の功績ではないでしょうか。2019年のラグビーワールドカップ日本開催に向けて、最高の宣伝にもなった大会でした。

2015年のスポーツ現地観戦は86回。
内訳は以下の通りでした。

サッカー 52回
ブラインドサッカー 1回
フットサル 10回
野球 7回
バレーボール 4回
ビーチバレー 1回
ラグビー 2回
バスケットボール 3回
車椅子バスケ 1回
プロレス 1回
柔道 1回
キックボクシング 1回
テコンドー 1回
フィギュアスケート 1回

チケット代 合計19万5254円


2016年は、なんといってもリオ・オリンピック。8月の本大会に向けて予選も佳境です。1月は男子サッカー、2月からは女子サッカーの予選が行われます。特に女子は大阪で開催されるので、現地観戦のチャンス。9月はフットサルワールドカップ。クラブワールドカップも日本開催が決まっているなど、2016年もスポーツイベントは目白押し。個人的には新たに完成した、新ガンバスタジアムへは、一度は行ってみたいと思っています。

それでは2015年の名勝負ベスト5です。


第5位(サッカー)
大会:皇后杯 決勝
結果:アルビレックス新潟L 0-1 INAC神戸レオネッサ

日本が生んだバロンドーラーのラストマッチは、誰もが望んでいたシーンを実現。観衆も2万人超えとエポックメイキングな試合に。

試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 7
レジェンド度 10



第4位(バスケットボール)
大会:bjリーグ ファイナルズ 2015
結果:浜松・東三河フェニックス 71-69 秋田ノーザンハピネッツ

残り30秒を切ってのタイスコア。最後の最後までどちらに転ぶか分からない展開は、残り3秒で決勝ゴールが決まる大白熱のファイナルでした。

試合採点
ハッスル度 8
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 8
胸突き八丁度 8




第3位(バレーボール)
大会:FIVBワールドカップバレーボール2015
結果:火の鳥NIPPON 3-2 ドミニカ共和国

守備力が高いチーム同士の攻防は、3時間の大熱戦に。最後はチャレンジ判定決着という珍しい幕切れで、見る方もドッと疲れる死闘。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 8
名勝負度 7
満足度 8
死闘度 8



第2位(サッカー)
大会:JリーグD1 2ndステージ第15節
結果:FC東京 3-4 浦和レッズ

ハリルホジッチ監督も「スペクタクル」と評した一戦。大一番での打ち合いの展開に、スタジムもヒートアップ。現地観戦では2015年のナンバーワン。

試合採点
ハッスル度 8
見応え度 7.5
名勝負度 7
満足度 8
地上波向け度 8



第1位(ラグビー)
大会:ラグビーワールドカップ2015
結果:ジャパン 34-32 南アフリカ

最初から最後まで見所満載の神試合は、現地イギリス人の心まで鷲掴み。実況アナウンサーが言葉を失った試合は、ドーハの悲劇以来。

試合採点
ハッスル度 10
見応え度 9
名勝負度 8
満足度 10
金星度 9.5

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世紀の名勝負 ベスト5 [コラム]

スポーツ観戦をする理由は、ズバリ「面白い試合を観たい」ため。映画と同じで当たりの試合もあれば、ハズレの試合に出会うこともしばしば。だからこそ真の名勝負に出会った時の喜びもひとしおなのかもしれません。今回は今まで見た名勝負の中でも、特に印象に残ってる「世紀の名勝負」ベスト5を、勝手にご紹介したいと思います。


第5位(サッカー)
大会:FIFAワールドカップアジア地区最終予選1994
結果:日本 2-2 イラク

いわゆるドーハの悲劇。日本中が悲しみに暮れた一戦は、4年後の歓喜へと繋がり、その後の日本サッカー躍進への大きなの原動力となりました。サッカーの怖さ、そして面白さを教えてくれた一戦。日本サッカービッグバン的試合。

試合採点
ハッスル度 8.5
見応え度 8
名勝負度 8
満足度 7
悲劇度 10



第4位(プロレス)
大会:三冠挑戦者決定戦1993
結果:小橋健太 ●-○ スティーブ・ウィリアムス

ウィリアムス選手の戦慄の垂直落下バックドロップ3連発。それを受けてなお立ち上がろうとする小橋選手の鉄人ぶり。人間の限界を超えたインパクト絶大な勝負でしたが、試合後はさわやかな感動が残った。

試合採点
ハッスル度 9
見応え度 8
名勝負度 8
満足度 9
衝撃度 10



第3位(サッカー)
大会:FIFA女子ワールドカップ2011
結果:なでしこ 2-2(PK3-1) アメリカ

震災直後の日本。お店に商品が足りず、電気の使用は制限、お祭りや花火大会は中止になるなど、本当に沈んでいた日本に、明るさを取り戻してくれた「なでしこジャパン」。スポーツの持つ力を、最高の形で見せてくれました。

試合採点
ハッスル度 10
見応え度 8
名勝負度 8
満足度 10
あきらめない度 10



第2位(ラグビー)
大会:ラグビーワールドカップ2015
結果:ジャパン 34-32 南アフリカ

日本スポーツが今まで起こしてきた番狂わせは、耐えて忍んで一瞬のチャンスを物にしたものでした。真っ向勝負で互角に渡りあっての大金星に、今までにない最高の価値があるのです。勝利のみを追い求めたスクラムの選択は、後世まで語り継がれそうな名シーンでした。

試合採点
ハッスル度 10
見応え度 9
名勝負度 8
満足度 10
金星度 9.5



第1位(野球)
大会:ワールド・ベースボール・クラシック2009
結果:日本 5-3 韓国

日本と韓国の世界一の座を賭けた、死力を尽くした一戦。固唾を呑んで見つめたイチロー選手の打席。舞台、試合展開、役者にいたるまで、パーフェクトな試合。

試合採点
ハッスル度 10
見応え度 10
名勝負度 10
満足度 10
感動度 10


「名勝負」の定義とは、第三者が見ても面白い試合。なでしこジャパンがドイツの人達を魅了したように、ラグビーのエディージャパンがイギリス人の心を鷲掴みしたように、どちらの応援もしていない人達を、感動させるような試合に出会った時の幸福感。そんな試合を見たいがために、中立の立場で現地観戦を続けています。他にも「ジョホールバルの歓喜」や、「近鉄 vs ロッテ伝説のダブルヘッダー」など、まだまだ多くの名勝負がありますが、特別影響を受けた、この5試合を選びました。残念なのはこれらの試合が全てテレビ観戦なことです。いつかはこの「世紀の名勝負」に肩を並べるような試合を、現地観戦することが僕の希望です。

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「アスリート第一」から見えてくる、日本のスポーツ観戦文化 [コラム]

先日発表された、新国立競技場の建設計画見直し案。その第1項の「アスリート第一」という基本方針に、どうしても違和感を感じてしまうのです。現在の日本にも数多くのスタジアムが存在していますが、その中で、スポーツを「観戦」することに、徹底的にこだわったスタジアムがどれほどあるでしょうか。

そのほとんどが、陸上と球技の「兼用スタジアム」。傾斜が緩く、屋根が無いのは当たり前。一番見やすいとされる中央の座席を潰して、聖火台やスコアボードを配置している所まであります。この構造のスタジアムが珍しくない所に、スポーツを「見る場所」ではなく、「する場所」としての考えが見えてくるのです。

映画を見るなら映画館、芝居を見るなら劇場、そしてスポーツを見るならスタジアム。当然そこでプレーをする、アスリートが主役なのは間違いありません。しかし、映画館や劇場を造る時のコンセプトが、「役者第一」となっているでしょうか? とことん考えられているのは、見やすさ、臨場感、快適性、そして何より「お客様第一」の考えなのではないでしょうか。

課題となっている「サブトラック」の問題でも、観戦者にとってはどうでもよい問題です。芝居を見に行く人が、その劇場に「控え室」があるかどうかを気にする人はいません。建設費用や、外観のデザインの話ばかりが聞こえてきますが、中身の見やすさを追求する声が、ほとんど聞かれないのも寂しいばかりです。

映画館や劇場では「見やすさ」を追求されているのに、スタジアムがそうならない理由は、日本のスポーツ観戦文化の低さに原因があるのではないでしょうか。映画鑑賞と同じくらい、日常的にスタジアムでスポーツ観戦をする人が増えれば、良い環境を望む声も自然と多くなるかもしれません。

日本で最も歴史のあるプロ野球では、「陸上兼用野球場」の建設に、賛成する人はおそらく一人もいないでしょう。陸上トラック付きのスタジアムで、ワールドカップの決勝戦が行われていることに、恥ずかしさを感じている人も僕だけではないはず。ロンドンオリンピックのウェンブリー・スタジアムを見ていると、一層その気持ちが強くなるのです。

2020年の東京オリンピックで「おもてなし」をする相手は、「アスリート」なのか、それとも世界からの「お客様」なのか。いずれにしても「スポーツを見る場所」として、世界中から観戦に訪れた人達を、がっかりさせないようなスタジアムが出来ることを願うばかりです。

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「ブームから文化に」発言に思うこと [コラム]

宮間選手が語った「女子サッカーをブームから文化にしたい」という発言が、想像以上に大きく受け止められているようですね。2011年の世界制覇で、一躍「なでしこジャパン」はマイナー競技の目指すべき存在となりました。世界で結果を出せば、なでしこのように注目してもらえる。翌年のロンドンオリピックのメダルラッシュには、なでしこジャパンの影響が多分にあったものと思われます。

しかし4年経った現在でも、選手達には危機感を感じていたようです。北京五輪で金メダルを取ったソフトボールも、フィーバーの去った後にどれだけの固定ファンが着いたでしょうか。熱しやすく冷めやすい日本で、「ブームから文化に」という問題は、女子サッカーのみならず、日本の大多数のスポーツにあてはまる問題なのかもしれません。

なでしこリーグの観客数の減少も課題に上っていましたが、2011年はもはやバブルなので、これと比較するのは無理があると思います。基準となるのは大きな大会が無かった2013年と2014年。僕が観戦した試合でも、寂しさを感じるほどの観衆の試合もありましたが、かといって昨年の皇后杯のように、熱気にあふれるスタジアムになる試合もあり、確実に2011年以降、固定ファンが増えていることも感じています。

「なでしこジャパン」自体は全国区。もはやJリーグの選手よりも知名度は断然高いでしょう。前回大会は、名前も分からず応援していた人も多かったと思いますが、今回のカナダ大会は、澤選手、宮間選手、川澄選手など、選手個人を応援する人も多かったのではないでしょうか。この代表人気を普段のリーグにどう繋げるか。代表選手の少ないクラブにどう観客を集めるか。しかしこの問題は、Jリーグと日本代表でも同じ課題を持っているんですけどね。

基本的になでしこリーグはアマチュアリーグのカテゴリーなので、比較対象は「Jリーグ」ではなく「JFL」になります。そう考えると決して悪い数字ではありません。待遇面でも、男子でも仕事をしながらサッカーをしている選手はいくらでもいるので、女子だけの問題ではないですが、せめてサッカーに専念できるくらいの環境は作れないのでしょうか。例えばJリーグでは出来ないチーム名のネーミングライツ。「日テレ」ベレーザの他にも、もっと上手く使える企業があればいいのですが・・・ 

そして観客動員数よりも、なでしこリーグの会場で一番気になるのは「女性客の少なさ」です。僕も男なので偉そうに言えませんが、「なでしこ」の試合を、女性や少女達が見ていないのはやはり不自然ですし、バレーボールやバスケットボールの会場と比べ、圧倒的に劣っている部分です。女性や子供は無料に戻すなど、一番改善していかないといけない点のように思います。バレーボール会場のような黄色い声援が聞かれた時、それこそ文化になったと実感できるのかもしれません。

いずれにしても文化になるには時間が必要です。勝ったり負けたり、落ちたり上がったりしながら、文化は作られていくのでしょう。大事なのは勝ち続けることではなく、愛され続けていくことなのではないでしょうか。

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決勝トーナメント プレビュー [コラム]

グループリーグが終わり、いよいよベスト16が出揃ったFIFA女子ワールドカップ。事前の予想通り、強豪国が日本の反対側の山へ行ってくれる恵まれた組み合わせになりました。優勝するためには必ず運も必要になってきますが、戦う前からこれだけの運を持っている国も珍しいですね。これを生かさない手は無し。一応日本はチャンピオンの立場ですので、日本への挑戦権を賭けた決勝トーナメントとも言えるでしょう。勝ち上がりの予想などしながら試合を待つ時間、ワールドカップの至福の時です。

日本の初戦の相手はオランダに決まりました。ここ最近「サッカーは何が起こるかわからない」という試合を見て来ましたので、当然侮れない相手です。しかし「負けてはいけない相手」であることも間違いないでしょう。問題は日本自身。深刻な得点力不足を解消するには、思い切った転換が必要かもしれません。いろいろな選手やポジションを変えてきた佐々木監督ですが、4-4-2のシステムには強いこだわりがあるようです。これからは新たな大会が始まると思って、新システムに変えるぐらい思い切った采配にも期待したいです。

当然ここで終わるとは誰も思っていないでしょう。本当の勝負はここから先。僕の予想では、オーストラリアとの対戦も十分にあると思っています。グループリーグで一番良いサッカーをしていたと思ったのがオーストラリアでした。ロングパスとショートパスを上手く組み合わせた、スピード感あふれるサッカー。日本が苦しんだ人工芝も、もろともしないパススピードとパワーもあります。ヨーロッパの強さと、アジアのテクニックを組み合わせたような強さを感じました。日本にとってはブラジルのほうが数段戦いやすいでしょう。ブラジルvsオーストラリアは大注目です。

時差の関係で、日本では一番見ずらい試合時間になっていますが、現地カナダでは盛り上がりを見せているようです。連日観客も大勢入っていて、ホスト国の役割を十分に果たしていると思います。日本では2023年に、女子ワールドカップの招致を目指していますが、これだけの盛り上がりを期待できるでしょうか。コートジボワールvsタイの試合に26500人もの観衆が集まるでしょうか。2019年のラグビーワールドカップ。そして2020年の東京オリンピック。日本がスポーツ先進国の仲間入りを果たせる大きなチャンスです。ガラガラのスタジアムを世界に見せることは許されません。


最後にグループリーグの名勝負ベスト3です。

第3位
コートジボワール 2-3 タイ
一段レベルは落ちるものの、ポゼッション50対50の真っ向勝負に拍手。

第2位
韓国 2-1 スペイン
アディショナルタイムのフリーキックまで、目の離せないスリリングな展開。

第1位
スウェーデン 3-3 ナイジェリア
ナイジェリアの喜び具合で、ワールドカップでの勝ち点の大きさを実感。

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