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アリーナ ベスト10 [コラム]

「アリーナ」と「体育館」の違いを一言で表すと、スポーツを「見る場所」と「する場所」。残念ながら日本の屋内施設の多くは「体育館」。スポーツを「する」ための施設がほとんど。しかし、ようやくBリーグという屋内プロスポーツが誕生し、エンターテインメント会場として、アリーナに対する認識も変わりつつあるようです。スタジアムに比べて行けていない場所も多いですが、今まで訪れた中から→(https://stadiums.blog.so-net.ne.jp/)、独断と偏見で選んだ日本の好印象アリーナベスト10を、発表したいと思います。


次点 ブレックスアリーナ宇都宮
名称:宇都宮市体育館
種類:総合体育館
収容:2,900人

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普通の市民体育館でも、後から十分「アリーナ化」できることを示してくれた良い見本。栃木ブレックスの人気を牽引するアリーナ。




第10位 長野ビッグハッド
名称:長野市若里多目的スポーツアリーナ
種類:多目的アリーナ
収容:10,104人

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オリンピックアリーナだけあって、見やすさや環境面でも文句無し。「負の遺産」になりがちなオリンピック施設の中で、黒字経営なのも高ポイント。




第9位 船橋アリーナ
名称:船橋市総合体育館
種類:総合体育館
収容:4,368人

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Bリーグでダントツの集客力を誇る船橋アリーナ。毎試合満員のアリーナは、熱気ムンムン最高の雰囲気。全席クッションシートも嬉しい。




第8位 有明コロシアム
名称:有明コロシアム
種類:スポーツアリーナ
収容:10,000人

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日本テニスの聖地。可動式の屋根の独特の雰囲気を持ったコロシアムで、八角形の客席は傾斜があって見やすさも十分。




第7位 代々木第一体育館
名称:国立代々木競技場 第一体育館
種類:総合体育館
収容:13,219人

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50年以上経った現在でも斬新なデザイン。東京オリンピックから東京オリンピックへ、2大会に繋がるまさにレガシーアリーナ。




第6位 東京体育館
名称:東京体育館
種類:総合体育館
収容:10,000人

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1万人収容可能で、様々な国際大会で使用される定番の体育館。2階席までクッションシートで、座席間もゆったり快適な観戦環境。




第5位 横浜アリーナ
名称:横浜アリーナ
種類:多目的アリーナ
収容:17,000人

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日本を代表するアリーナだけあって、設備も環境も豪華。しかし、アリーナ席の傾斜は緩めで、スポーツイベントでの利用もごくわずか。




第4位 日本武道館
名称:日本武道館
種類:多目的ホール
収容:14,471人

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設備の古さは隠せなくなっていますが、武道館の最大のウリは臨場感。地鳴りのように響く観客の歓声は、スポーツのライブ感を最大限に満喫できます。




第3位 埼玉スーパーアリーナ
名称:さいたまスーパーアリーナ
種類:多目的アリーナ
収容:36,500人

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3万人以上を収容できる日本最大級のアリーナ。設備も環境もまさに「スーパー」。しかし、このキャパシティを埋められるスポーツイベントが、限られていることが残念。




第2位 ゼビオアリーナ仙台
名称:ゼビオアリーナ仙台
種類:スポーツアリーナ
収容:4,002人

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日本で唯一「スポーツアリーナ」と呼べる、スポーツを「見る」ために作られたアリーナ。全て黒尽くめもカッコいい。収容数不足でB1基準を満たしていないようですが、ここを利用しないのはバスケ界にも損失。




第1位 両国国技館
名称:國技館
種類:多目的ホール
収容:11,098人

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すり鉢状で見やすさ満点。特徴の枡席はもちろん、2階席も映画館のように豪華で快適。アクセスも最高で、外国人観光客に対しても「日本」を楽しんでもらえる「おもてなし空間」。

2019年2月現在

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2018年名勝負 ベスト5 [コラム]

2018年の日本スポーツ界は、素晴らしい一年となりました。代表的な項目を挙げてみてもざっとこれだけ。

・平昌五輪 過去最多メダル獲得
・FIFAワールドカップ ベスト16
・羽生結弦選手 国民栄誉賞
・FIFAU-20女子ワールドカップ 優勝
・なでしこジャパン アジアカップ&アジア大会制覇
・大坂なおみ選手 全米オープン優勝 
・鹿島アントラーズ ACL優勝
・大谷翔平選手 メジャーリーグ新人王

Jリーグにはイニエスタ選手やトーレス選手がやって来るなど、サッカーファンにとっては夢のような一年。日本代表でも新しい選手が活躍し、昨年末がドン底状態だったのが、信じられないくらいの躍進ぶりを見せてくれました。

その一方で、レスリングやアメフトのパワハラ問題など、指導者側の騒動も目立ちました。世界で活躍する選手が増えているのに対し、世界的な監督や指導者はまだまだ少ない日本。選手以上に指導者のレベルアップこそが、これからの日本スポーツ界の課題となってくるのではないでしょうか。

2019年もビッグイベントが目白押し。1月のサッカーアジアカップから始まり、6月からFIFA女子ワールドカップ。そして目玉は9月20日から始まるラグビーワールドカップ。一生に一度の日本開催だというのに、現状手に入れられたチケットは1枚のみ。ギリギリまでチケット争奪戦には参加して、出来るだけ多くの試合を観戦したいと思っています。


2018年のスポーツ現地観戦は74回。
内訳は以下の通りでした。

・サッカー 49回
・フットサル 6回
・ブラインドサッカー 1回
・バスケットボール 6回
・車いすバスケ 2回
・ソフトボール 2回
・バレーボール 3回
・ラグビー 1回
・アイスホッケー 2回
・クライミング 1回
・プロレス 1回

チケット代 合計15万5150円

それでは2018年の名勝負ベスト5です。



次点(サッカー)
大会:FIFAワールドカップロシア2018
結果:ポルトガル 3-3 スペイン

自国の応援だけでないのがサッカーの楽しみ方。スペインのパスサッカー、C・ロナウド選手のハットトリックと、役者が魅せてくれた期待以上の大満足試合。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 8
千両役者度 8



第5位(サッカー)
大会:キリンチャレンジカップ2018
結果:日本 4-3 ウルグアイ

中島・南野・堂安の3選手が躍動し、FIFAランク5位の強豪ウルグアイを圧倒した新生森保ジャパン。見ていてワクワクするイケイケサッカーで、期待値も急上昇。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 8
イケイケ度 8



第4位(カーリング)
大会:平昌オリンピック 女子3位決定戦
結果:カーリング日本代表 3-1 イギリス

「そだねー」や「もぐもぐタイム」など、日本中を虜にしたロコソラーレ。しかし、最大の功績はカーリングの面白さを教えてくれたこと。盛り上がった平昌オリンピックを、ハッピーエンドで締めてくれました。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 8
我慢比べ度 8



第3位(サッカー)
大会:AFCチャンピオンズリーグ2018 準決勝
結果:鹿島アントラーズ 3-2(3-3) 水原三星

準決勝の舞台での日韓戦。2ndレグを含めて逆転に次ぐ逆転に大興奮。これぞACLと言いたくなる、Jリーグでは味わえない面白さが詰まったバチバチの2試合。

試合採点
ハッスル度 8
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
これぞACL度 8



第2位(ソフトボール)
大会:ソフトボール世界女子選手権2018 決勝
結果:ソフトボール日本代表 6-7 アメリカ

「死力を尽くす」とはこのこと。上野選手の力投や藤田選手のホームランに心底痺れ、アメリカの粘りにもただただ拍手。2018年の現地観戦ではナンバーワン。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 8
満足度 8
死力を尽くした度 10



第1位(サッカー)
大会:FIFAワールドカップロシア2018
結果:日本 2-3 ベルギー

FIFAランク3位のベルギーに対して、本気で「勝てる」と夢を見せてくれた一戦。最後まで勝ちに行ったからこそ受けたスーパーカウンター。見事に散った、これ以上ない美しい敗戦。

試合採点
ハッスル度 8
見応え度 8
名勝負度 8
満足度 8
ベスト8への壁度 10

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なでしこリーグプロ化と相性の悪い、日本のスタジアム環境 [コラム]

なでしこリーグプロ化の話題が出ています。2011年のフィーバー時には、観衆5000人を超える試合もざらにあり、J2に迫る規模だった当時のなでしこリーグ。しかし今やその人気も使い切ってしまい、2011年以前の状況に戻りつつある現状。遅きに失する感は否めませんが、危機感を持って改革しようとする姿勢には、大いに期待したいところです。

とはいうものの、プロ化したからといって、観客が1万人、2万人に増えるとは思えません。今シーズンこれまでの最多観客動員数は、新潟の4682人(Jリーグ共催、単独ではINACの4199人)。平均では1試合1000人を下回ることも増えている状況。それをふまえ、現実的な目標は1試合平均3000~5000人くらいになるでしょうか。この位なら十分達成可能な数字でもあるように思えます。

そこで良い参考になるのがBリーグ。2017-18シーズンの1試合平均は2897人。1位が千葉の5196人で、2位の北海道が3745人。5000人を超えるのが千葉のみで、平均2000~3000人のクラブが大半。この規模でも華やかなプロリーグとして十分成立していて、なでしこリーグでも目指せる数字。

他にもBリーグは、SNSの活用や、女性客の獲得、試合の演出・エンターテインメント性、広告の種類、スマホチケットなどなど、細かい工夫が盛りだくさん。後発である強みを活かした、斬新な発想には感心させられることも多いです。今、日本で一番勢いのあるプロリーグは、最高のお手本と言えるのではないでしょうか。

しかし、サッカーとバスケットボールで決定的に違うのが「箱」。2000人で満員に見えるアリーナに対し、1万人入っても空席が目立つサッカースタジアム。千葉ジェッツの島田社長がTVでコメントしていましたが、「1万人のアリーナを作るより、5000枚のチケットを完売するほうが、クラブの価値がある」とのこと。確かに5000人で埋まった船橋アリーナは、サッカーや野球とはまた違った凄い雰囲気。この「満員の熱気」こそが、Bリーグの価値に繋がっているのです。

そこで懸念となるのが日本のスタジアム環境。Jリーグも1試合平均2万人近い動員力を誇りますが、箱が大きいばかりに空席が目立つ試合も。同じ2万人でも、ガラガラの日産スタジアムと、熱気溢れるニッパツ三ツ沢球技場では、見た目の印象はまったく違いますからね。

それ以上に深刻なのが、なでしこリーグのスタジアム。現状ではメインスタンドのみ開放するクラブも多く、ネット中継で流される映像はほぼ無観客試合。集客する気があるとは思えない、「秘境」での開催も多く、シャトルバスなどの配慮もほとんどなし。なぜか巨大スタジアムで開催する傾向もあるのですが、「ガラガラ感」が強調されるばかり。「見映え」を良くしようという発想は、一切感じられないのです。

そんな中で、なでしこリーグやアマチュアリーグにぴったりなのが「西が丘サッカー場」。サッカー専用で見やすさ、臨場感も文句なし。キャパシティ7000人以上ですが、3000人入れば満員に見える理想的な小規模スタジアム。海外では良く見かけるこの手の小規模スタジアムですが、残念ながら日本では数えるほど。

5000人クラスで4面座席があるのは、「西が丘」と「チュウブYAJIN」くらい。1ランク上がって15000人クラスだと、「NACK5」「日立台」「長野U」「ミクニ」など増えますが、このクラスでも、なでしこリーグでは持て余し気味。それでも現状のスタジアムよりは遥かにコンパクトで、長野の観客動員数1位の要因にもなっています。

かといって、これから小規模の新スタジアムがどんどん増えていくことは考えにくいので、活用したいのが既存の「球技場」。駒沢第二球技場や大井第二球技場、秋津サッカー場や保土ヶ谷サッカー場なども、バックスタンドを増設する程度でスタジアム化できそう。一から新築するよりも、ハードルは低いように思うのですが。

地方にも大きな陸上競技場の隣には、よく球技場がセットになっています。そして男子以上にこだわって欲しいのが「サッカー専用」。理想は見やすくコンパクト、ガラガラの1万人より、熱気溢れる5000人のスタジアムなのです。

アメリカですら2度失敗してる女子プロリーグ化。難しいことは分かっている中で、問われてくるのはリーグやクラブ関係者の経営努力。特に集客に関しては、今までのようなお役所仕事というわけにはいきません。サッカー観戦に適していない、ハンデを抱える日本のスタジアム環境で、Bリーグのように新しい発想やアイデアをどれだけ生み出せるか。選手のプロ化以上に必要になってくるのが、運営スタッフのプロ化なのではないでしょうか。

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2017年名勝負 ベスト5 [コラム]

WBC準決勝敗退、相撲界の不祥事、そして日本サッカーE-1選手権での惨敗など。日本を代表するスポーツでの暗い話題が続いた2017年。特に年末に残念なことが多かっただけに、後味の悪い1年になってしまいました。

「苦しい状況とは高くジャンプするためのしゃがみこみ」とは岡田さんの言葉。日本スポーツが大きくステップアップするための、糧となる1年だったと思えたらいいですね。

2018年はビッグイベントが目白押し。2月の平昌オリンピックをかわきりに、フットサル、なでしこジャパンのアジアカップ。そして6月14日に開幕するロシアワールドカップが何といっても最大の目玉。

現在日本代表の期待値は落ちるところまで落ちています。2010年の岡田ジャパンも似た状況でしたが、当時の岡田さんは戦い方を一変させて起死回生に成功。しかしハリルジャパンはもともとがカウンターサッカーのため、一変させることも難しそう。

ハリルジャパンの唯一のよりどころなのが8月のオーストラリア戦。あの時のような気迫、集中力、心揺さぶるプレー。監督の采配も含め、あのような試合を見せてくれれば、おのずと結果はついてくるはず。まさにワールドカップ本番で、見せて欲しい試合なのです。

2017年のスポーツ現地観戦は77回。
内訳は以下の通りでした。

サッカー 54回
野球 6回
フットサル 5回
バスケットボール 4回
バレーボール 2回
ラグビー 1回
アメフト 1回
アイスホッケー 1回
クライミング 1回
格闘技 1回
プロレス 1回

チケット代 合計17万4976円

それでは2017年の名勝負ベスト5です。


第5位(野球)
大会:2017 WORLD BASEBALL CLASSIC
結果:侍ジャパン 8-6 オランダ

タイブレークまでもつれた5時間近くの総力戦。日付が変わりそうな時間帯での中田選手V打にはシビレました。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 7
総力戦度 8



第4位(アイスホッケー)
大会:平昌五輪最終予選
結果:スマイルジャパン 3-1 ドイツ

オリンピック出場権を賭けた手に汗握る熱戦。久保選手の大活躍もあり、満員のアリーナでスマイルが弾けた。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 8
スマイル度 8



第3位(バスケットボール)
大会:Bリーグファイナル 2016-17
結果:川崎ブレイブサンダース 79-85 栃木ブレックス

ファイナルに相応しい一進一退の攻防。日本バスケットを引っ張って来た、田臥選手が初代王者というのも感慨深い。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 7
ファイナルにふさわしい度 8



第2位(サッカー)
大会:FIFAワールドカップ アジア最終予選
結果:日本 2-0 オーストラリア

ハリルジャパンの唯一とも言えるベストゲーム。この試合で見せた気迫やプレーこそ、ワールドカップ本番で見せて欲しい姿そのもの。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 8
チャレンジ度 8



第1位(サッカー)
大会:AFCチャンピオンズリーグ2017 決勝 第2戦
結果:浦和レッズ 1-0 アルヒラル

選手を最後まで走らせたサポーターの力。ラファエル・シルバ選手のゴール、圧巻のコレオ、スタジアムで見れて幸せでした。その後のCWCでポカするあたりも浦和らしい。

試合採点
ハッスル度 10
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 10
サポーターの力度 10

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選手の価値を傷つけた男女代表監督 [コラム]

女子は怒号が浴びせられ、男子はブーイングの嵐。しかしその怒りの矛先は、選手ではなく監督に向けられるべき。高倉監督とハリルホジッチ監督。共に試合後には選手の不甲斐なさを嘆くコメントが聞かれますが、「一番不甲斐なく見えるのはあなた達ですよ」と言いたい。

女子の北朝鮮は昨年の3月に快勝。男子の韓国はライバルながら6年間負けていなかった相手。ともにあれほどの惨敗を喫するような力関係でないことは明らか。それはそのまま現監督の力量を表す結果と言えるのです。

ハリルホジッチ監督のサッカーは「弱者のサッカー」。自分の戦術に選手を当てはめるタイプ。しかし代表に呼ばれるレベルの選手は、普段「弱者のサッカー」をしているはずがありません。川崎のパスサッカーなどは「対極」に位置するもの。だったら甲府や湘南の選手を集めたほうが、よっぽどフィットするのでは?

普段していないプレーを強いられて、その挙げ句に「本番とは別物」と切り捨てられてはたまったものではありません。選手の長所が潰されてしまうハリルサッカー。レアルマドリードを苦しめた、鹿島の選手が輝けないのがその証拠。「所詮国内組だな」と、著しく傷つけられたJリーグの商品価値。「普段のプレーをさせてくれれば」と思っている選手は多いはず。

女子代表高倉監督の見る目にも疑問あり。これまで多くの選手を起用して来ましたが、その多くは定着することなくフェードアウト。特にサイドバックの人選などは「大丈夫ですか?」と心配になるくらい。トライ&エラーは悪いことではないですが、エラーの回数を減らすのは監督の眼力次第。

田中選手はまだまだ永里選手の域ではないですし、櫨選手より結果を出している川澄選手。若手の突き上げは必要ですが「育成の場」では無いフル代表。鮫島選手のセンターバックや宇津木選手の起用法。こちらもこちらで、選手本来の能力を引き出せているようには見えないのです。

田嶋会長が選手に喝を飛ばして話題になっていますが、それこそお門違い。この惨敗の原因は今の監督を選んだ協会の責任。幸いそれは「監督交代」により挽回することが可能。4年間は無理でも、ワールドカップならOKという監督はごまんといるはず。まさに買い手市場の絶好のチャンス。

変えるにしても変えないにしても、この現状を打開するためには「決断」をして欲しい日本サッカー協会。もちろん「現状のまま」という決断が、最も悪い結果に繋がりそうなのですが。

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スタジアム ベスト20 [コラム]

映画なら映画館。芝居なら劇場。そしてスポーツを見るならスタジアム。何度でも行きたいスタジアムや、ちょっと残念なスタジアム。日本にもいろいろありますが、スタジアムはその国のスポーツ観戦文化を映し出す鏡。今まで訪れた中から→(https://stadiums.blog.so-net.ne.jp/)、独断と偏見で選んだ好印象スタジアムベスト20を、発表したいと思います。


第20位 東京ドーム
名称:東京ドーム
種類:ドーム型野球場
収容:46,000人

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日本初のドーム球場も今ではありふれた存在に。それでも快適な観戦環境はドームならでは。アクセスの良さも日本屈指で、動員力もワールドクラス。




第19位 味の素フィールド西が丘
名称:国立西が丘サッカー場
種類:サッカー専用競技場
収容:7,258人

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Jリーグだけがサッカーではない。なでしこリーグやアマチュアサッカーにぴったりの小規模スタジアム。もっとこんなスタジアムが増えて欲しい。




第18位 ほっともっとフィールド神戸
名称:神戸総合運動公園野球場
種類:野球場
収容:35,000人

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「日本一美しい」とも言われる野球場。やはり野球は空の下で見たいし、天然芝がよく似合う。プロ野球開催が減ってしまったのが残念。




第17位 IAIスタジアム日本平
名称:静岡市清水日本平運動公園球技場
種類:サッカー専用競技場
収容:20,299人

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傾斜があって見やすさ抜群。美しい芝生はベストピッチ賞の常連で、天気が良ければ富士山まで見える。サッカーどころ静岡ならではのスタジアム。




第16位 サンプロ アルウィン
名称:長野県松本平広域公園総合球技場
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:20,000人

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日本アルプスに囲まれた雄大なスタジアムで、「山雅劇場」は一見の価値あり。アクセスは課題ですが、試合当日は無料のシャトルバスが出ています。




第15位 横浜スタジアム
名称:横浜スタジアム
種類:野球場
収容:30,039人

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日本では珍しく障害物の少ない見やすい野球場。窮屈さが欠点ですが、球団努力もあり活気のあるスタジアムに変身。今後の改修計画にも期待。




第14位 デンカビッグスワンスタジアム
名称:新潟スタジアム
種類:陸上競技場
収容:42,300人

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陸上競技場では日本最高峰。傾斜があって陸上、サッカー、どちらでも見やすい。設備は立派で、見た目や環境も綺麗で気持ちの良いスタジアムです。




第13位 長野Uスタジアム
名称:南長野運動公園総合球技場
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:15,491人

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15000人クラスでは、日本初の4面屋根付きスタジアム。テラス席など後発ならではの工夫もあり、もちろん見やすさも文句無し。




第12位 甲子園球場
名称:阪神甲子園球場
種類:野球場
収容:47,508人

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野球の聖地と言えばここ。千葉ロッテや浦和レッズも凄いけど、熱い応援の元祖はやはり阪神タイガース。この応援を見に来る外国人観光客も多いとか。




第11位 国立霞ヶ丘陸上競技場
名称:国立霞ヶ丘陸上競技場
種類:陸上競技場
収容:50,339人

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すり鉢状で見やすく、アクセス抜群。厳かな空気も漂っていた旧国立競技場。新国立は当然これを超えなくてはならないが、現時点では期待薄か。




第10位 カシマサッカースタジアム
名称:茨城県立カシマサッカースタジアム
種類:サッカー専用競技場
収容:40,728人

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スタジアムグルメも充実のサッカー専用スタジアム。斜めに刈られたピッチがカッコ良く、見やすさや臨場感も十分。しかしアクセスの不便さも屈指。




第9位 フクダ電子アリーナ
名称:千葉市蘇我球技場
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:19,781人

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専用スタジアムならではの見やすさで、全面屋根付きなのもありがたい。建設費81億円という、コストパフォーマンスにも優れたスタジアム。




第8位 埼玉スタジアム2002
名称:埼玉スタジアム2002
種類:サッカー専用競技場
収容:63,700人

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国内最大のサッカー専用スタジアム。日本代表戦よりも、浦和レッズ戦でこそ真価を発揮。サポーターの声援や、圧巻のコレオグラフィーは迫力満点。




第7位 楽天生命パーク宮城
名称:宮城球場
種類:野球場
収容:30,508人

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観覧車まであるアミューズメント要素満載のスタジアム。個性が無いと言われる日本の野球場の中で、一際目立つ個性。子供から大人まで楽しめる場所。




第6位 ノエビアスタジアム神戸
名称:御崎公園球技場
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:34,000人

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可動式の屋根で天気の心配は必要無し。設備も豪華で快適な観戦環境。唯一の懸念だったピッチコンディションも、2018年からハイブリッド芝導入へ。




第5位 駅前不動産スタジアム
名称:鳥栖スタジアム
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:24,490人

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カズ選手も絶賛したというスタジアム。2階席からでもピッチが間近に感じらるほど素晴らしい眺め。駅からすぐのアクセスの良さもJリーグでは希少。




第4位 ユアテックスタジアム仙台
名称:仙台スタジアム
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:19,694人

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どの席からでも観戦しやすく、歓声が屋根に響いて臨場感も抜群。三拍子揃った中型スタジアムのパイオニアは、文句なく最高のスタジアムの一つ。



第3位 パナソニックスタジアム吹田
名称:市立吹田サッカースタジアム
種類:サッカー専用競技場
収容:39,694人

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見やすさ、臨場感ともに、100点満点のサッカー専用スタジアム。募金で作られた経緯や、街づくりと一体になっているなど、これからのスタジアム構想の見本となる存在。




第2位 豊田スタジアム
名称:豊田スタジアム
種類:サッカー・ラグビー兼用競技場
収容:45,000人

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怖いくらいの高さと角度からの眺めは「壮観」の一言。設備も豪華で圧倒的なスケール感を味わえる場所。日本にこんな凄いスタジアムがあることを、広く認識されていないことが残念。




第1位 MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
名称:広島市民球場
種類:野球場
収容:33,000人

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スタジアム自体が観客を呼び、チームまで強くすることを証明したボールパーク。思いっきり野球観戦を満喫できる空間は、地域密着、地方活性の象徴という意味でも、スタジアムの理想型。

2017年11月現在

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ACLの価値を高めた石井監督の電撃解任 [コラム]

鹿島の石井監督の電撃解任。それはそれは驚きましたよ。なんと言っても昨年の優勝監督。今シーズンも混戦状態の中での7位ですから、十分に優勝を狙える位置。この成績で解任されていたら、監督なんていなくなってしまうほどの思いっきりぶり。

しかしこれまでの解任劇と一線を画すのは、ACLでの敗退を受けてということ。恐らくACLの結果で解任されるケースは初。鹿島側のアナウンスでは「総合的な判断」とありますが、広州恒大戦敗北の翌日ということもあり、この結果が解任に繋がったのは間違いないでしょう。解任の是非は別として、鹿島が本気でACLを取りに行った証拠でもあります。

今まではどうにも「本気度」が感じられなかったJクラブのACLへの姿勢。注目度は低く、過密日程に半ば罰ゲームのようにも感じられるこの大会。それでも世界へと繋がる唯一の道ですが、2008年以降日本のクラブは決勝の舞台にすら上がれていません。

しかし「今年は少し違うぞ」と感じさせるACLへの対応。浦和や鹿島の積極補強はもちろんACLへの対策でしょうし、リーグ戦でのターンオーバーもACLを見据えてのもの。Jリーグ側からも、日程や待遇などでも優遇されるようになりました。

なぜ今年のACLへの意気込みが変ったか。それはもちろん昨年のCWCでの鹿島の活躍があったからこそ。ヨーロッパ王者レアル・マドリードをあと一歩まで追い詰めたあの激闘は、日本のみならず世界中でもニュースになったほど。「鹿島のようになりたい」と日本のクラブだけでなく、アジアのクラブも刺激を受けたことでしょう。

CWCへの唯一の道がACL。そのACLの価値を高めたのが他でもない石井監督。世界で活躍する選手は増えましたが、世界で活躍した日本人監督はごくわずか。CWCでの功績で、石井監督の格付けは一気にランクアップしました。

ほどんどが国内で指揮をとる日本人監督にとって、タイトルの重要度は「CWC」>「ACL」>「Jリーグ」となるでしょう。しかしACLの価値が上がったために、その石井監督自身が解任されてしまうとはなんとも皮肉な話。

しかしひょんなことから、世界と戦った数少ない日本人監督がフリーになりました。CWCの直後には「日本代表と鹿島はどっちが強い?」なんて話題が出るほどサッカーの質も良し。他のJクラブも放っておかないでしょうが、一躍東京オリンピックの監督候補にも? そんなことになったら、一番損をするのが鹿島なのかもしれませんが。

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「する場所」から「見る場所」へ。スタジアム・アリーナ改革 [コラム]

日本のスタジアムの多くは、スポーツを「見る場所」ではなく「する場所」。かねてからそういう感想を抱いていました。これから作る新国立競技場の基本方針も「アスリートファースト」。この根本的な発想が「観戦者ファースト」へと変わらない限り、「するためのスタジアム」は増えていく一方でしょう。

そんな中、スポーツ庁からスタジアムに関する画期的な指針がリリースされました。それが「スタジアム・アリーナ改革指針」。内容を要約すると、スタジアムやアリーナを、「する場所」から「見る場所」に変えていきましょうと言うこと。

スタジアムの多くは自治体所有のもの。それだけに、国がこのようなビジョンを打ち出したことは非常に画期的。当たり前のことなのですが、当たり前でなかったのが今までの観戦環境なのです。

スポーツ観戦文化という点では、日本はまだまだ後進国のように僕の目には見えます。それを映し出す鏡がスタジアム。東京オリンピック開催で一番期待されるのは、スポーツを「見る文化」の発展なのかもしれません。


歴史も人気もナンバーワンの野球。しかしスタジアムはマイナー級?

野球観戦で気づくことは、視界を遮る障害物の多さ。見やすさより安全を優先されているため、ネットやフェンス越しに試合を見るはめに。座席間が狭いところも多く、窮屈な思いをすることもしばしば。

そんな環境でもプロ野球の動員力は世界的にもトップクラス。しかしその野球人気に甘え、スポーツ界に長年ライバルがいなかったことも、スタジアム環境が変わらなかった要因なのかもしれません。

その中で、広島のマツダスタジアムの登場は、大きな転機となりました。スタジアム自体が観客を呼び、チームを強くすることを証明した野球場。

広島に続けと、楽天、横浜なども「ボールパーク」へと変革の途中。日本ハムも新球場の建設が決まり、より良いスタジムへの意識も高まって来ているようです。テレビで野球を見る時代は終わり、ますますスタジムの重要性が増していく野球界なのです。

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やはり野球は空の下で見たい。野球の国ならこれくらいのスケールのスタジアムがあっても良いのでは?

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ネットやフェンスは必要最低限。天然芝も美しいメジャーリーグのスタジアム。



意外と多いサッカー専用スタジアム。新スタジアム構想も続々。

Jリーグで使用するサッカー専用スタジアムは11。ラグビーとの球技専用を含めると30になり、J1クラブ18チーム中12チームが、専用スタジアムを使用していることになります。

トラック付きの陸上競技場とは、見やすさ、臨場感の差は歴然。豊田スタジアムや吹田スタジアムからの眺めは「壮観」の一言です。初めてサッカー観戦する方には、ぜひとも専用スタジアムでの観戦をオススメします。

もちろん課題も多い日本のサッカースタジアム。屋根の重要性は雨天中止になる野球との大きな違い。俯瞰で見るサッカーに対し、高さや傾斜が足りないところもままあります。

しかし最大の問題点はやはりアクセス。せっかく見やすいスタジアムでも、不便さゆえに客足が遠のくのではもったいない。プロ野球スタジアムとの一番の差とも言えるでしょう。

広島、京都、鹿児島などなど、新スタジアム構想も続々。これから作られるスタジアムには、後発の強みを生かし、アクセスの良い「見るためのスタジアム」が出来ることを期待してやみません。

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チャンピオンズリーグ決勝が行われるのは4つ星以上のスタジアム。日本のスタジアムが格付けされたなら?

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レアル・マドリードのホームスタジアム。8万人収容の巨大スタジアムが駅から1分。



もっとも遅れを取るのがアリーナ。そのほとんどはただの体育館。

有明アリーナ建設に伴なうすったもんだ。高額な建設費用に多くの反対意見が寄せられたようですが、日本に誇れるようなスポーツアリーナが無いことも知ってもらいたい事実。

BリーグやVリーグが行われる会場すら、そのほとんどは普通の市民体育館。音響設備や大型ビジョンが無いところも多く、「スポーツをする」ためだけの施設がほとんど。チャレンジシステム導入も、それを映し出す画面が無いのが現状なのです。

世界の屋内スポーツを見ていて、一番差を感じるのがアリーナのレベル。パイプ椅子を並べるアリーナ席を見ると、茶色い芝でサッカーをしていた日本リーグを思い出すくらい、時代遅れを感じてしまうのです。

有明アリーナ建設費があれだけ高額になるのは確かに疑問アリ。ただ屋内スポーツの発展には、観戦用のスポーツアリーナは必要不可欠。建設反対を訴えていた人達も、日本と世界との差を知れば、少しは考えが変るかも知れませんよ。

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デトロイト・ピストンズのホームアリーナ。外観からして日本の体育館とは大きな違い。

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エンターテインメントとして、映像や演出面でも「見せる」ための設備が揃っています。
(画像はwikipediaより)

スポーツ庁 スタジアム・アリーナ改革指針
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/008_index/toushin/1379557.htm

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2016年名勝負 ベスト5 [コラム]

2016年は名勝負豊作の一年。上半期はどうしても印象が薄れがちですが、正月のライスボールから始まり、ラグビーLIXILCUP決勝、サッカーオリンピック予選では韓国に0ー2からの逆転優勝など。

現地観戦で印象深いのが、長野パルセイロLがINAC神戸相手に勝利した試合。サポーターの声援が勝利へ導いたとも言える試合でした。

これらの試合に共通しているのが、絶体絶命からの逆転劇。まさにスポーツ最大の醍醐味と言えるのですが、それが大爆発したのがリオ・オリンピック。メダルに届かなかった競技でも、素晴らしい名勝負の連続でした。

4年後にはいよいよこの熱戦が東京にやって来ます。東京オリンピックの最大のメリットと言えば「現地で見られる」こと。テレビで見るのであれば東京でなくてもよいわけで。この機会にスポーツ観戦に興味を持ってくれる人が、一人でも増えてくれることを期待しています。

2016年のスポーツ現地観戦は85回。
内訳は以下の通りでした。

サッカー 51回
フットサル 7回
バレーボール 6回
野球 5回
バスケットボール 5回
ラグビー 2回
アメフト 2回
アイスホッケー 2回
ソフトボール 1回
バドミントン 1回
ボクシング 1回
格闘技 1回
水球 1回

チケット代 合計17万3742円


2017年最大の目玉はWBC。大谷選手の活躍、そして日本ラストシーズンになるかも注目。サッカーはJリーグが1ステージ制に戻り、日本代表のアジア最終予選も佳境へ。年末には東アジアカップも日本開催予定です。新スタジアムも北九州に完成。スケジュールが合えば行ってみたいですが、ギラヴァンツは来シーズンJ3ですね。

それでは2016年の名勝負ベスト5です。


第5位(バスケットボール)
大会:Bリーグ 開幕戦
結果:アルバルク東京 80-75 琉球ゴールデンキングス

日本に3つ目のプロリーグが誕生した記念すべき開幕戦。試合内容も十分でしたが、それ以上に華やかなオープニングセレモニーが印象的でした。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 6.5
名勝負度 7
満足度 7
歴史的度 10



第4位(サッカー)
大会:AFCチャンピオンズリーグ2016
結果:浦和レッズ 1-0 広州恒大

ペトロヴィッチ監督いわく10年に一度の好ゲーム。予算規模500億円の広州恒大を圧倒し、溜飲を下げてくれました。現地観戦ではナンバーワン。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7.5
一体感度 8



第3位(陸上)
大会:リオ・オリンピック2016 男子400mリレー決勝
結果:日本銀メダル

9秒台の選手がいなくてもアメリカに勝つことが出来る。まさに「技術の日本」が掴んだ歴史的な銀メダル。

試合採点
ハッスル度 8
見応え度 7
名勝負度 6
満足度 8
技術の日本度 10



第2位(バドミントン)
大会:リオ・オリンピック2016 バドミントン女子ダブルス決勝
結果:高橋・松友  2-1 ペデルセン・リターユヒル

逆点劇の多かった2016年の中でも一番のミラクル。絶体絶命からの5連続ポイントで、バドミントン界初の金メダルをもたらしました。

試合採点
ハッスル度 9
見応え度 8
名勝負度 8
満足度 10
手に汗握る度 10



第1位(サッカー)
大会:FIFAクラブワールドカップジャパン 2016 決勝
結果:レアル・マドリード 4-2 鹿島アントラーズ

世界最高クラブ相手に真っ向勝負を挑んだ胸打つ一戦。スポーツが「結果が全て」では無いことも証明してくれた試合でした。

試合採点
ハッスル度 9
見応え度 10
名勝負度 7
満足度 9
夢を見れた度 10

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リオ五輪名勝負 ベスト5 [コラム]

メダル獲得数41。過去最高の数字を残し、国別メダルランキングでもなんと6位。選手達の4年間の努力が実を結んだ形となりましたが、そのメダル数以上に素晴らしかったのが、心に残るような名勝負を数多く見せてくれたことです。

32年ぶりの出場ながら、世界ランク上位のギリシャをあと一歩まで追い詰めた水球男子。ブラジル、フランスという格上相手に勝利し、素晴らしい戦いぶりだったバスケット女子。初戦でなんとニュージーランドを倒し、ベスト4まで駆け上がったラグビー男子。メダルには届かなかった競技でも、心に響くまさに「あっぱれ」な戦いぶりの数々を見せてくれました。

「実力はあるのに本番で力を出しきれない」。そんなひ弱なイメージのあった日本選手はもういません。陸上400mリレーに代表されるように、最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるメンタル力。逆転勝利が多かったことも、日本選手達のたくましさを感じることができた大会でした。

さすがに日本の真裏ということで、テレビ観戦もハードスケジュールでしたが、満足度10だったリオ五輪。この後のパラリンピックでも、引き続き熱い日々を満喫できそうです。

さて、いよいよ4年後は東京大会。選手達の実力が間違いないことは証明されました。問われるのは観戦する我々のほうでしょう。今回の大会では、バドミントンやホッケーなど、空席の目立つ試合も見受けられました。自国の選手の出ていない客席を埋めるか否かで、その国のスポーツ文化の物差しにもなります。選手達に「満員」という最高の舞台を用意することこそ、日本のできる「おもてなし」ではないでしょうか。

それではリオ五輪名勝負ベスト5です。


第5位(サッカー男子)
ブラジル vs ドイツ
内容的には固い試合でしたが、ネイマール選手が決めてブラジルが優勝したことが全て。素晴らしかったリオ五輪を、ハッピーエンドで締めてくれました。


第4位(レスリング女子)
逆転の3連勝
登坂、伊調、土性、3選手の逆転トリプルゴールド。特に登坂選手の逆転劇は、後続の選手や他の競技の選手達にも勇気を与えてくれました。


第3位(卓球女子)
女子団体3位決定戦
日本卓球界を牽引してきた福原、石川両選手と、これから日本を引っ張っていくであろう伊藤選手の活躍。現在と未来に明るい堂々の銅メダル獲得。


第2位(陸上男子)
男子400mリレー決勝
北京五輪での銅メダルは多少運も味方につけましたが、今回は正真正銘実力で勝ち取った銀メダル。陸上でアメリカに勝利する日がやってこようとは・・・


第1位(バドミントン女子)
女子ダブルス決勝
最高の舞台での手に汗握る名勝負。絶体絶命からの5連続ポイントは、タカ・マツペアの真骨頂。デンマークペアも全てを出しきった素晴らしい相手でした。

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