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ブラサカ女子代表 vs IBSA世界選抜 [パラスポーツ]

大会:さいたま市ノーマライゼーションカップ2019
結果:日本 10-0 IBSA世界選抜
場所:サイデン化学アリーナ 観衆1033

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とにかく驚かされました。一人の選手のプレーで、ここまで衝撃を受けたのも久しぶり。「ブラサカの澤穂希」とも呼ばれ、マスコミからも注目を集める菊島宙選手。

まずはファーストタッチからのドリブルだけで、会場にどよめきが起こります。試合中は静寂を守らなければならないブラインドサッカーですが、それでも思わず声が出てしまう菊島選手のプレー。

まるで見えているかのようなドリブルは、相手ディフェンスが何人いようとお構いなし。相手の隙間をスルスルと抜けて行くと、ゴールのスミを狙った強烈なシュート。一人異次元のプレーを見せる菊島選手でしたが、他のプレーヤーとの差がハッキリ現れたのがPKの場面。

男子選手でも足元のボールを、その場からノーステップで蹴ることの多いフリーキック。それを菊島選手は思い切り助走してからの弾丸シュート。しかもガイドの指示なしですから驚かされるばかり。会場内のそこかしこから「スゲー」という声が聞こえてくるのでした。

世界選抜といえど、即席チームに彼女を止める術はなく、取りも取ったり9得点。唯一菊島選手以外のゴール、工藤選手が決めた7点目が、日本が最も大喜びしたシーンになりましたけどね。

確かにマスコミも大勢集まるだけの逸材。「菊島宙(ソラ)」サッカーファンならこの名前を覚えておいて損はなし。しかし、東京パラリンピックに女子代表のカテゴリーはなく、男子代表チームに入ることもできないのが、残念でしかありません。

試合採点
ハッスル度 5
見応え度 7
名勝負度 3
満足度 7
衝撃度 8

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ブラサカJAPAN vs アルゼンチン [パラスポーツ]

大会:ブラインドサッカーチャレンジカップ2018
結果:日本 1-3 アルゼンチン
場所:町田市立総合体育館

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世界ランク2位の強豪アルゼンチンとの試合。南米アルゼンチンといえば、華麗なテクニックによる個人技を思い浮かべますが、驚かされたのがゴリゴリのパワーサッカー。日本との体格差も相まって、猪突猛進型のドリブルに1対1では潰されてしまう苦しい試合。

しかし、ドリブルやテクニックでは日本も負けていません。特に川村選手がボールを持つと、期待感が漂う日本のエース。開始2分、ゴール前での粘りから見事ゴールを決めて、日本が先制点を奪います。

しかしその後はアルゼンチンが主導権を握る展開。日本も攻撃には人数をかけずに1点を守りに。こういう親善試合でこそチャレンジできることもあるだけに、守備的な戦いには少し残念。それでもアルゼンチンの圧力に耐えきれず、前半終了間際に同点に追いつかれてしまいます。

後半に入り、日本も攻撃に人数をかけるようになりますが、時間が進むにつれアルゼンチンのパワーに消耗していく日本。キーパー佐藤選手のPKストップや、人数をかけた組織的な守備で粘りも見せましたが、その後2失点を許してしまい逆転負け。

それでも世界の強豪相手に守備では可能性も感じられた日本。しかし攻撃面ではゴールに迫る場面も少なく、アルゼンチンの強さが目立った試合でした。

久しぶりのブラインドサッカー観戦でしたが、やっぱりピンチやチャンスの場面で、声を出さないのはけっこう難しいんですよね。固唾を飲んで見つめるのがブラインドサッカー観戦の醍醐味。天候や騒音にも左右されない、インドアスポーツとしての相性も良いのかもしれませんね。

試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 5.5
満足度 6
ボディコンタクト度 7

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車いすバスケ日本代表 vs オーストラリア [パラスポーツ]

大会:三菱電機ワールドチャレンジカップ2018
結果:日本 65-56 オーストラリア
場所:武蔵野の森総合スポーツプラザ 観衆5173

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リオ・パラリンピックを見ていて痛感した世界との差。特に高さで勝るオーストラリアなどには、その差が縮まることはないだろうと思えたくらい。だからこそ驚きだったこの日の試合。

日本が第1Qをリードするも、第2Qにはオーストラリアがすぐさま逆転。サイズの大きさに目が行きがちでしたが、個々の技術の高さにもビックリ。チームとしての強さも、さすが世界トップレベルのオーストラリアでした。

そんな相手になんとか食らい付いて行く日本。一進一退の攻防が続きましたが、第4Q頭からエンジンをかけてきたオーストラリア。逆転に成功するとそのままの勢いで5点のリード。普段ならこのまま勝負がつくのでしょうが、今の日本はそうなりませんでした。

ここまで相手マークに苦しめられていた香西選手が、この苦しい場面で連続ポイント。3度目の逆転に成功すると、そのまま勢いを渡す事なく日本の逆転勝利。強豪オーストラリアを倒しての価値ある優勝に、エース藤本選手の目には涙も見られました。

結果も内容も最高だったこの試合。それと同時にもう一つ嬉しかったことは、雨の日にも関わらずアリーナが5000人以上の観衆で埋まったこと。2年後の東京パラリンピックに向けても、大きな収穫のあった大会となりました。

試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 7
収穫度 7

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宮城MAX vs NO EXCUSE [パラスポーツ]

大会:天皇杯 第46回日本車いすバスケットボール選手権大会
結果:宮城MAX 87-78 NO EXCUSE
場所:武蔵野の森総合スポーツプラザ

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車いすバスケの天皇杯決勝。両チームには藤本選手や香西選手など、日本代表選手がズラリ。その中で、ひときわ目立つ女性選手。否が応でも藤井郁美選手のプレーには注目してしまいます。

屈強な男子選手の中に、女子選手がいる事自体が驚きでしたが、そのプレーを見てさらにビックリ。大会9連覇中の強豪チームの中にいても、紛れもない戦力。千脇選手とのマッチアップや、密集からのシュートなど、大男を手玉に取る通快さも感じるほどでした。

試合は一進一退の展開でしたが、第3Qを終了して55-50と宮城がリード。しかしここからNO EXCUSEが怒涛の反撃。勢いをもたらしたのはもちろん香西選手。キレのあるドリブルを止めるのは難しく、3ポイントもズバズバ。

宮城もこれに対抗する形で、第4Qは点の取り合いの応酬。まさに一進一退の展開に、会場内のボルテージもヒートアップ。両チームとも最後まで譲らず、69-69と同点のままタイムアップとなりました。

5分間の延長戦では王者宮城が突き放しましたが、ここでも活躍したのが藤井選手でした。ハイレベルな好勝負と見応えあるプレーに満足。アリーナも多くの観客で埋まり、始めての「天皇杯」という名前にも相応しい決勝戦だったのではないでしょうか。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
紅一点度 7

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車いすバスケ日本代表 vs アフガニスタン [パラスポーツ]

大会:IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉
結果:日本 91-12 アフガニスタン
場所:千葉ポートアリーナ 観衆1012

車椅子バスケットボールのアジアオセアニア大会を初観戦して来ました。この大会は千葉で開催されているのですが、妙にアジアンチックな雰囲気が流れるなか、会場の壁面には、車椅子バスケマンガの定番「リアル」の壁画も大々的に飾られていました。

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車椅子バスケを初めて見てまず驚いたのが、バチバチのぶつかり合いです。車椅子の衝突音が会場内響き渡り、特にボールの無いところでのポジション争いが熾烈です。初めて見る者にとっては、車椅子ごと転倒してしまう接触プレーにドキッとしてしまうのですが、恐らく選手にとってはこれが普通のプレーなのでしょうね。

試合立ち上がりから、日本はこのコンタクトプレーで相手を完全ブロック。アフガニスタンは自陣から抜け出すことすら出来ず、やみくもなロングシュートを打つことしか出来ませんでした。第1Q終了で24-2の大差。相手の力関係も分からない中での初観戦でしたが、開始2分を見た時点で日本との実力差は歴然でした。

日本はアウトとインを上手く使い、着実に得点を重ねます。直前に行われていたタイ中国戦と比べて、ほとんどシュートミスが無いことにも驚きます。打てば入る多彩なシュートに、華麗な車椅子コントロールと見応え十分。特に縦横無尽にコートを走り回っていた、藤本選手の圧巻ぶりは抜きん出ていました。

結局試合は日本が攻め続け、91-12での完勝。リオパラリンピックの予選にもなっている大会なので、日本はグループリーグ3連勝と順調な勝ち上がりとなりました。車椅子バスケならではの、激しさやテクニックを存分に楽しむことができましたが、今度はもっとレベルの高い相手との、バチバチの試合も見てみたと思いました。この大会は17日まで続き、入場無料で観戦できます。

試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 4
満足度 6.5
鉄壁度 8

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ブラサカJAPAN vs インド [パラスポーツ]

大会:IBSAブラインドサッカー アジア選手権2015
結果:日本 5-0 インド
場所:国立代々木競技場フットサルコート

リオデジャネイロパラリンピックへの出場権は2枠。もう一つも負けられない、苦しい戦いが続いているブラサカJAPANですが、なんとかリオへの切符を手にいれて欲しいものです。とは言うものの、これがブラインドサッカー初観戦。この大会はスカパーで放送されているので、しっかりルールなど、予習してからの現地観戦です。

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タイムアウトや累積ファールなど、サッカーよりもフットサルのほうが近いのかもしれません。サイドフェンスがあるのも特徴ですが、このフェンスの使い方も、戦術としても大きな役割を持っているようです。

そしてブラインドサッカーの最大のポイントは「音」。ボールの音や、監督の指示を頼りにプレーするため、応援はもちろん、ヘリコプターが飛んでも試合中断になるほど、静寂が大前提となります。後方から絶えず指示を出しているゴールキーパーの役割も、サッカー以上に重要かもしれません。

日本はセットプレーからの得点を皮切りに、着実に点数を積み上げていきました。特に後半14分に決めた、川村選手のドリブルからのゴールは見事でした。相手選手を軽くかわすドリブルや、隅を狙ったシュートなどを見ていると、ついつい目隠しされていることを忘れてしまうほど、一つ一つのプレーが驚きの連続です。

結局日本は5得点を重ね、リオへの切符は、最終節へ望みをつなぐことになりました。初めてのブラインドサッカー観戦でしたが、まるでゴルフやテニス会場のように静寂の中、食い入るように選手のプレーを見つめ、得点が入れば一転喜びを爆発させます。その緩急のある会場の雰囲気は、スポーツ観戦の理想的なあり方ではないでしょうか。

それにしても、静寂に集中すればするほど、東京の騒音が耳に入ってくるものですね。

試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 5.5
満足度 7
驚き度 8

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